こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
A.P.C.(アー・ペー・セー)のリジットデニム『ニュースタンダード(New Standard)』を穿き込んで7年が経過しました。
ファストファッションの全盛の中、良いものを長く使い、自分と一緒に歳を取っていける点でこちらのジーンズは大変お気に入りの1本です。
この記事では、洗濯方法や頻度に触れつつ、写真を用いてエイジング(色落ち・経年変化)をご紹介していきます。
- A.P.C.ってどんなブランド?
- A.P.C.のジーンズの経年変化や色落ちの具合を見てみたい
- A.P.C.のジーンズの洗濯頻度や方法は?
A.P.C.とは?

A.P.C.(アー・ペー・セー)は、デザイナーのジャン・トゥイトゥが、フランスのパリで1986年に創業したファッションブランド。

”Atelier de Production et de Creation”の略称で「生産と創造の工房」がブランドの意味の由来となっています。
ジャン・トゥイトゥは、製品の良し悪しがデザイナーの名前で判断されることを敬遠し、ブランド名にもデザイナーの名を結びつけないようなネーミングを意識し、A.P.C.と名付けたそうです。


ミニマルでシンプルな雰囲気を漂せつつ、ストリート的な側面がある点がこのブランドの特徴。
デザイン、プライス、外見の観点から、誰もが手に取りやすいことをコンセプトとしていてます。
A.P.C.のデニム生地は日本製を使用


フランス生まれのA.P.C.ですが、Made in Japanを感じることも魅力の1つです。
A.P.C.のデニムは誕生以来、品質に定評のある世界屈指のデニムメーカー「カイハラ」ととも製作したオリジナルファブリックを採用しています。



A.P.C.はジーンズのイメージが強いブランドですが、「デニム生地は、日本生まれ」と聞くとグッとくるものがありませんか?
上記は、創業者のジャン・トゥイトゥの強いごだわりによるもので、日本のデニム生地を自ら吟味し、選び抜かれたものを使用することで、世界中のデニム愛好家を唸らせているのです。
洗濯方法や頻度は?
ジーンズは、穿着込むごとに染料のインディゴが剥離し、洗うことでそれが飛んで色が落ちていきます。
頻繁に洗えば落とさなくてもいいインディゴも飛んでしまい色は薄くなりますが、洗わなければ、擦れやすい箇所のインディゴがはがれて部分的に色落ちしていきます。
そんなジーンズの洗濯頻度や方法は永遠のテーマとも言えると思いますが、僕は可能な限り神経質になり過ぎず自然体で接するようにしています。



まとめると下記の通りです。
- 洗濯方法:洗濯機(デニム用洗剤を使用)
- 洗濯頻度:1ヶ月〜2ヶ月に一回(穿き込みスタート時は半年間穿き続けました)
ちなみに半年間履き続けたのは、早期に洗うと、出来かけていた皴の癖が、生地の縮みによってずれてしまう恐れがあるから。
その後は、大体1ヶ月〜2ヶ月に一度、気が向いたら洗濯するようにしています。
詳しいジーンズの洗濯方法は下記記事で纏めてますのでご参考にしてみてください。


7年目の経年変化
ここからは実際に僕が所有するA.P.C.の名作デニム「ニュースタンダード(New Standard)」のエイジングを写真と合わせてご紹介していきます。
正面から全体


全体的にインディゴの色落ちが進んでいますが、部分的なコントラストがはっきりと出ています。
カッコ良い色落ちの定義はないと思いますが、全体がアイスブルーとなるよりも、メリハリが効いた色落ちとなっていて上手く育ってきた印象です。
背面から全体


後ろから見るとお尻部分が一番色落ちしています。テレワーク時にもジーンズを穿いて仕事をしていたのが効いていたのでしょう。
正面のヒゲ


ジーンズ好きの方が注目するポイントの一つ、股周辺の横一線上の色落ち”ヒゲ”ですよね。
アタリが出始めていた濃淡がついて浮かび上がってきていますが、自分の体型に沿って育ち上がった感じがあって何とも言えぬ高揚感を覚えます。


学生時代は、右ポケットにスマホを入れて生活していたため、思いがけずスマホアタリが形成されてしまいました。



当時はジーンズをどう色落ちさせるかだとか、ノウハウも何も知識がなかったのです
これはこれで、自分だけの一本という意味で気に入ってはいますが..!!
正面のコインポケット


ポケットに手を突っ込むことも多く、実際にみても綺麗に色落ちしてくれています。
膝のアタリ


放射線状にアタリが形成されていて、自分の体型に沿った経年変化ということもあってかなりのお気に入りポイントです。
膝裏のハチノス


膝裏の色落ちをハチノスと呼びますが、ようやく濃淡がついてきました。早い方では1〜2年でくっきりと色落ちするので、僕のはかなり遅めです。
裾のアタリ(パッカリング)


裾は必ず擦れるので、色落ちが進行しています。



なるべく綺麗目で履きたいので、ボロボロにはなっては欲しくないですが..!!
1インチ幅くらいで折り返して穿いているせいか、裾部分はインディゴカラーが健在。
当時のケバ立ちも残っていて感慨深い、、部分によって色んな一面を見せてくれるのもジーンズの楽しいところです。
5年目との比較
5年目時点と比べると、全体的な色が薄くなっていることが伝わると思います。
左:着用5年経過、右:着用7年経過
正面
-1-1-1024x538.png)
-1-1-1024x538.png)
背面
後ろ-1-1-1024x538.png)
後ろ-1-1-1024x538.png)
ヒゲ
-1024x538.png)
-1024x538.png)
ハチノス
-1024x538.png)
-1024x538.png)
膝
-1-1024x538.png)
-1-1024x538.png)
裾
-1024x538.png)
-1024x538.png)
下記記事では、5年目時点でのエイジングの紹介の他、A.P.C.のジーンズの種類や『ニュースタンダード(New Standard)』を使ったコーデを紹介していますので、参考にしてみてください。


まとめ
ジーンズは、初期投資で1万円〜2万円使うだけで1年や2年、あるいはもっと穿き続けることができる良い趣味だと思います。
それに一度買っても、メンテナンスは洗濯代くらい。
ボロボロになって人前で穿くことができなくなったとしても、アーカイブとして飾ってあげても良いし、一緒に過ごした年月を思い出すこともできる優れたアイテムです。
そんな気長な大人の遊びみたいなところもあって、ジーンズに魅せられる人も多いのではないでしょうか。
今後もジーンズのエイジングをご紹介していければと思います。










コメント