こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
英国王室御用達のアウトドアブランド「Barbour(バブアー)」は、代名詞のワックスドジャケットだけでなく、キルティングジャケットも外すことはできません。
日本国内で圧倒的な人気を誇る乗馬用ジャケット「ビデイル」のキルティングタイプは、スーツスタイルにもマッチする佇まい、でサッと羽織るだけでキマる潜在能力を持っています。

本場英国のムードが漂う佇まいで、ついつい手を伸ばしたくなる一着です。
今回はバブアー「ビデイルSL(キルティング)」のディティールやサイズ感、コーデをレビューしていきます。
- バブアー ビデイルの種類は?
- ビデイル(キルティングタイプ)のディティールを確認したい
- 購入前にサイズ感やコーデを確認しておきたい
バブアーとは


ジョン・バブアーによって1894年にイングランドで創業したバブアーは120年以上に渡り、世界中の男性を魅了してきた名門中の名門ブランドです。



長年にわたり世界中のファンから愛されてきた理由の一つが、そのオーセンティックなデザインと機能性でしょう。


英国貴族が乗馬やハンティング、フィッシングなどのアウトドアウェアとして使用できるよう、クラシカルな実用性を重視した機能的なデザインと、紳士的で品格のあるディティールが融合していることが特徴です。


バブアーが展開する数々のアウトドアウェアは、英国王室から高く評価され、エリザベス女王を始め、3つのロイヤルワラント(王室御用達)全てを獲得し、確固たるブランドステータスを有す稀有なブランドなのです。




バブアー ビデイルの種類


1980年代に英国上流階級に向けた乗馬用のジャケットとして作られたのが「ビデイル」です。



日本国内ではバブアーとえば「ビデイル」の名が挙がるほど、屈指の人気を誇るアイテムのため、複数のモデルが存在します。
基本的には使われている素材の違いとなりますので、通常モデルのワックスドコットンとの違いとともに紹介していきます。
ワックスドコットン仕様


Barbour(バブアー)の顔とも言えるのが、ワックスドコットン仕様のビデイルです。
生地の表面にオイルを塗り込むことで光沢と防水・防風性、保温性を有し、その重厚な存在感も相まって世界中のファンを虜にしています。
ピーチスキン仕様


重厚で男らしい雰囲気はそのままにケアレスな特徴を持ったビデイルです。
ワックスドコットンは、ケアや保管に気を使う必要があり、購入に二の足を踏んでいる方はノンワックス仕様がおすすめです。
キルトナイロン仕様


バブアーの代名詞「ビデイル」にキルティング素材を使用したアウターです。
軽量ながら保温性に優れたキルティング素材を使用しているため、ビデイルの男らしいシルエットを春先でも楽しむことができるでしょう。
バブアー ビデイルSL(キルトナイロン)のレビュー
それでは実際に僕が所有するキルティングタイプの「ビデイルSL」を手に取ってデザインやディティールをレビューしていきます。
英国のムードが漂うトラディショナルなデザイン
ビデイルSL(キルトナイロン)のディティールは、乗馬用ジャケットを起源としたトラディショナルなデザインです。



一枚羽織るだけでその日のコーデの主役となることは間違いありません。
ここでは見逃すことができないディティールの数々を紹介していきます。
ボックスシルエット


ビデイルSLはシェイプを殆ど絞っていないボックスシルエットを採用しており、なんとも英国らしい雰囲気が素敵。
身体のラインを拾わずどんな体型の人でも着こなしやすい設計となっています。
コーデュロイ素材の襟


ジャケット本体はキルトナイロンの生地が使われていますが、襟元は鉄板のコーデュロイ生地を使用。



一目でバブアーとわかるこちらの意匠が所有欲求を満たしてくれるのです。


写真の様に襟を立てることで首元の防寒性を高めることができる他、すっぽりと首を覆うスタイルがカッコよくて気に入っています。
サイドベンツ




バックはサイドベンツ。スナップボタンの付け外しで可動域を広げられる仕様になっています。
ジップファスナーのリングプル


バブアーのジャケットに必ずついているジップファスナーのリングプル。
ネイビーカラーのビデイルSL(キルトナイロン)はゴールド色が採用されています。
こちらのリングプルはアウトドア時に紳士淑女が厚手の手袋をはめている際にも快適にジップを開閉できる様に工夫されたディティールの一つです。
軽量でサッと羽織れる着心地
見た目のボリューム感があるビデイルSL(キルトナイロン)ですが、キルティングジャケットであるゆえ、重さは774gと軽量です。


くわえて、生地の切り替えが、首元から脇にかけて斜めに入っているラグランスリーブで、肩の可動域が十分にとれるので動きやすさも抜群と、普段使いにもってこいなんです。
機能的なハンドウォーマー


気温が低い日にはついついアウターのポケットに手を入れたくなる方も多いと思います。
ビデイルSLには手を温めるために専用のハンドウォーマーポケットが胸とお腹の中間に絶妙に配置されています。



このハンドウォーマーが大のお気に入りで手を入れているだけで渋い雰囲気を出すことができると思っています。
ポケット




ポケットはフロントに二つ、内側の両胸に二つ、合計で4つのポケットを配しています。
スマホ、財布程度が必要なちょっとした出先であれば手ぶらでもOK。機能性もしっかりと抑えているのがビデイルの魅力の一つだと思います。
しっかり着込めば真冬も乗り切れる


キルティングジャケットという性質上、ダウンジャケットまでの暖かさは期待できません。
関東の冬ならインナーはジャケットとニット、ロンTやシャツ等を着込めば過ごすことができるレベルの暖かさです。
バブアー ビデイルSL(キルトナイロン)のサイズ感
次に、ビデイルSLキルトナイロンののサイズについてですが、36、38、40、42の展開になっています。
サイズ感の具合を詳しくお伝えできればと思います。
サイズ表
サイズ | 身幅 | 着丈 | 裄丈 | 重さ(g) | 袖口 |
---|---|---|---|---|---|
36 | 52 | 73 | 83 | 690 | 26 |
38 | 54 | 75 | 85 | 745 | 27 |
40 | 56 | 77 | 87 | 765 | 28 |
42 | 58 | 80 | 89 | 815 | 29 |
サイズ感


身長185cm、体重72kgの、若干細めの体型の僕は何サイズを選んでいるかというと、現在は40(Lサイズ相当)を着ています。
ワンサイズあげて42を着ることも可能でしたが、ゆったりとし過ぎてビジネスでの使い辛いことが難点でした。



カジュアル・ビジネスでもシルエットをすっきりと着こなしたかったわけです。
実際に40サイズを着たときのサイズ感はこんな感じです。
正面のサイズ感


横のサイズ感


後ろのサイズ感


バブアー ビデイルSL(キルトナイロン)のコーデ
英国ムード漂うキルティングタイプのビデイルは、カジュアルコーデだけでなく、スーツスタイルにもマッチする点が魅力の一つです。
それでは普段のコーデを参考にご紹介していきます。
ビデイルSL × ブルージーンズ


ビデイルSL × チノパン


ビデイルSL × ビジネススーツ


バブアー ビデイルSL(キルトナイロン)のレビューまとめ
- カジュアル・ビジネス両方使える汎用性が魅力
- 真冬ではアウターとして使用するのは難しい
- SLタイプのため、シルエットはやや細身




















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