こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
ニューバランスの「574」は、1990年代の誕生以来、同ブランドを象徴する定番品として、老若男女問わず愛されるスニーカーの一つです。
丸みのあるデザインとディティール、それにENCAPミッドソールを用いた素晴らしい履き心地は、ニューバランスの入門として最適。

比較的入手しやすい価格も好印象で、僕も2足目に突入しています。
今回は、ニューバランス574の特徴や履き心地、サイズ感、それに手持ちの574を使ったコーデをレビューしていきます。
- 履き心地・機能性の高いスニーカーを探している
- ニューバランスの定番アイテムを探している
- ニューバランスML574のディティールや履き心地を知りたい
ニューバランス 574とは?
ニューバランスのスニーカーの名前は番号表記となっています。
番号はざっくり下記の4つのラインナップに大別することができます。


- ・500番台
-
舗装されていない道・道路を走ることを想定したオフロードシューズ
- ・900番台
-
舗装された道を走る・歩くことを想定したオンロードシューズ
- ・1000番台
-
時代ごとの先端技術・機能が取り入れられたフラッグシップモデル
- ・2000番台
-
21世紀に入ってから登場した1000番台の系譜のフラッグシップモデル


ニューバランス 574の概要


オウロード仕様の574は、超定番アイテムとしてニューバランスの中でも最も履かれてきたスニーカーです。
500番台の特徴であるオフロードでの走破性をアップデートしつつ 、デザイン面をブラッシュアップし、ニューバランスを象徴するシルエットの一つとして愛されてきました。
- PRICE / ¥11,990
- SIZE / 22cm-30cm
価格は2022年11月時点で約1.2万円と、他のニューバランスのシューズと比較すると低価格帯に部類されるのも嬉しいポイントの一つです。
500番台の歴史は、
- 1982年:「M555」
- 1985年:「M565」
- 1987年:「M575」
- 1988年:「M576」
- 90年代:「M574」
と続きますが、なかでもM574の人気は別格です。
上述の通り、574は「履き心地がよい」「秀逸なデザイン」「コスパも優秀」と3拍子揃ったモデルだからこそ、長きに渡って愛されているのではないでしょうか。
NBのサステナビリティに関する取り組みの象徴としての「574」


ニューバランスでは、「これまででもっともグリーンなグレイ」というキャッチコピーで「574」が紹介されています。
この“グリーン”とは色ではなく環境問題のことを指しており、「グリーンリーフ基準」という持続可能性に関する取り決めを公開、その基準を満たす574にスポットライトを当てています。
アッパーに50%以上、アウトソールには5%のリサイクル素材を使用、また使用しているレザーは、レザーワーキンググループを通じてより責任ある製造をサポートするレザーを使用することで、上述の基準を満たしているのだとか。



地球環境に配慮した製品設計、製造がされている点も素晴らしいですよね。
ニューバランス 574のレビュー


それでは私が購入したニューバランス「574」を使って、ディティール面のレビューをしていきます。
スウェードコンビで上品な仕上がり


定番カラーのスウェード生地に同色のメッシュ素材のコンビで、大人っぽい上品さがあります。


スラックスやチノパンといったキレイ目のパンツと合わせても自然にコーデができるのは、スウェードを使用しているからこそ。革靴に近い感覚で履ける点が574の魅力なのです。
カジュアルスタイル〜ジャケパンスタイルまで使用することを考えると、人気カラーのグレーやネイビーを選択しておけば間違いありません。
ポテっとしたトゥが可愛らしく、ゆったりめのフォルム


574には、「SL-2ラスト」というニューバランスのなかでもゆったりとしたラスト(木型)が採用されています。
SL-2ラストの特徴は、トゥを絞りすぎず、ぽてっとしており、リラックス感のあるフォルム
そのためオフロード特有の野暮ったも感じますが、上品なスエード素材を使用していることもあって、バランスの良いデザインに仕上がっています。



どカジュアル〜キレイめスタイルまで嵌るポテンシャルを持った万能スニーカーといった印象で、ベストセラーになっているのも頷けます。
ニューバランスを象徴するディティール
「574」は、ニューバランスで最も販売されたモデルというだけあって、ニューバランスを象徴するディティールが随所に散りばめられています。
Nマーク


靴の両サイドには、ニューバランスのスニーカーの代名詞である「Nマーク」が取り付けられています。
反射材を使用しているので夜間での使用時は嬉しいディティールの一つ。
バックチップ


「New Balance」ロゴがバックチップにプリントされています。
シュータン


「フライングNBマーク」と「574」のナンバーが刺繍されています。
ニューバランスらしい快適な履き心地


574に採用されるミッドソール「ENCAP(エンキャップ)」は、ニューバランスの十八番。
衝撃吸収性に優れたEVA素材(樹脂)を頑丈なポリウレタン素材に封入した構造のENCAPは、ふわりとした軽さに加え、足を包み込むような安定感とクッション感で抜群の履き心地です。


ゴツゴツとしたアウトソールのトレッドパターンも特徴的で、優れたグリップ力は非舗装路においてもしっかりと地面を掴んでくれます。



とにかく軽量で足を包み込むような快適な履き心地は、初めて履いたときはびっくりすると思います
ニューバランス 574のサイズ感
「574」は、ゆったりめのラスト「SL-2」を使用しているせいか、他のスニーカーと大きなサイズの違いは感じません。
サイズ表と僕のサイズ感をご紹介しますが、店頭で試着した上で購入することをおすすめします。
サイズ表(Men’s)
JPN | US | UK |
---|---|---|
24.0cm | 6 | 5.5 |
24.5cm | 6 1/2 | 6 |
25.0cm | 7 | 6.5 |
25.5cm | 7 1/2 | 7 |
26.0cm | 8 | 7.5 |
26.5cm | 8 1/2 | 8 |
27.0cm | 9 | 8.5 |
27.5cm | 9 1/2 | 9 |
28.0cm | 10 | 9.5 |
28.5cm | 10 1/2 | 10 |
29.0cm | 11 | 10.5 |
30.0cm | 12 | 11.5 |
サイズ感


28cmでジャストサイズでした。他に所有しているニューバランス「CM996」やコンバース「オールスター」等も同様のサイズです。
基本的には、他のスニーカーと同じサイズを選んでいただければ間違いありません。



爪先(捨て寸)に空間があったとしても靴紐で調整できるので、歩いている最中に靴が脱げたり足が痛くなったりする心配もほとんどないでしょう。
とはいえ、どうしても足幅が気になる方は、自身の足のサイズから+0.5~1cm程度を目安に選ぶことをおすすめします。
ニューバランス 574のコーデ
機能性はもちろんのこと、上質な仕上がりのデザインとなっているので、綺麗め・カジュアルのどちらにも合うスニーカーと言えるニューバランスの574。
手持ちの「574」を使って、普段のコーデを紹介していきます。
574 × カーゴパンツ


574 × ウールパンツ


574 × リジットジーンズ


574 × チノパン


ニューバランス 574のレビューまとめ
- 「履き心地がよい」「秀逸なデザイン」「コスパも優秀」と3拍子揃ったモデル
- 他のスニーカーと同じサイズを選んでおけば間違いない
- キレイめ素材×ゆったりシルエットでコーデの幅は広い




















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