【どうなる?】英「Barbour(バブアー)」×伊藤忠商事が手を組んだ理由と影響、評判について解説

こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。

本日は伊藤忠Barbour(バブアー)について話をしていこうと思います。

日本でも人気が年々高まっているワックスコットン製のアウターウェアでお馴染みの英国発の老舗ブランド「バブアー」。

2022年8月9日に日本の販売代理店であった八木通商との契約を打ち切り、伊藤忠商事と新たに手を組んで同年秋冬から事業を展開していくことが発表されました。

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着実にファンを獲得してきた日本国内のバブアーにとっては大きな転換点となるニュースでしたね。

この記事では、そんなバブアーが伊藤忠商事と手を組んだ経緯とその影響について解説をしていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  1. 伊藤忠商事が販売代理店となった経緯を知りたい
  2. 八木通商と伊藤忠商事の商品戦略の差はどんなところ?
  3. 伊藤忠商事が販売代理店となることの影響は?
目次

Barbour(バブアー)のブランド概要をざっくり紹介

Barbour

ジョン・バブアーによって1894年にイングランドの港町サウスシールズで創業したバブアーは120年以上に渡り、世界中の男性を魅了してきた名門ブランドです。

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長年にわたり世界中のファンから愛されてきた理由の一つが、そのオーセンティックなデザインと機能性でしょう。

英国貴族が乗馬やハンティング、フィッシングなどのアウトドアウェアとして使用できるよう、クラシカルな実用性を重視した機能的なデザインと、紳士的で品格のあるディティールが融合していることが特徴です。

加えて、バブアーが展開する数々のアウトドアウェアは、英国王室から高く評価されています。

エリザベス女王を始め、3つのロイヤルワラント(王室御用達)全てを獲得し、確固たるブランドステータスを有する稀有なブランドなのです。

Barbourの販売代理店が八木通商→伊藤忠商事に変更した背景とその影響

それでは本題のバブアーの販売代理店変更(八木通商→伊藤忠商事)の理由とその影響について紹介していきます。

これまでの経緯

2022年の8月9日に伊藤忠商事が、「バブアー(Barbour)」の日本市場における独占輸入販売権を取得したと発表がありました。

この発表は、本国のバブアーが長年二人三脚で日本市場の展開を進めてきた八木通商に対して、契約を打ち切ったことを意味しています。

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2022年の2月〜3月にかけて、バブアー直営店が続々閉店したことで不穏な空気は漂っていました…

この決定に際し、八木通商の八木雄三社長はインタビューに応じて下記のように述べています。

契約更新にあたり、バブアー社から今後はライフスタイルブランドとしてグローバル戦略をプッシュしていくと言われた。日本で小売価格規模40億円まで育ったのには我が社の独自のマーケティングがあったためで、それを否定されたようで、その方向性に疑問を持った。

FASHIONSNAP.COM

八木社長のコメントにもある通り、バブアーにおける日本市場での人気を一躍させたのは八木通商の販売戦略が功を奏したため。

日本ではメンズ向けのワックスジャケットを主力商品として直営店やセレクトショップを中心に販売されており、お洒落なジャケットとして認知されてきました。

それはノンワックスジャケットやスリムフィット・オーバーサイズジャケットの展開、加えてヴィンテージブームに乗っかった復刻モデルの展開等、時代ニーズに合わせた販売戦略を実行してきたからこそだと思います。

ライフスタイルブランドとしてのBarbourへ

伊藤忠商事

これまで八木通商が展開してきたバブアーは5万円〜10万円のワックスドジャケットが売れる高級路線の紳士ウェアブランドのイメージで認知されていますよね。

ただし、イギリス本国やアメリカでは、レディースや子供服まで幅広い商品ラインナップを有するライフスタイルブランドとして展開しています。

日本でも上述の方針をプッシュしていきたいと考える本国バブアーと八木通商の販売戦略が一致しなかったことが伊藤忠商事が参入したきっかけとなったのです。

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まとめると以下の通りです。

ライフスタイルラインのアイテムが増えることでブランドイメージの変化に懸念がありますが、これまでも日本市場で親しまれてきた「ビデイル」や「ビューフォート」といったワックスドジャケットが継続販売されるのでは安心材料ですね。

伊藤忠の評判が悪いワケ

伊藤忠商事がバブアーの独占輸入販売権を取得したことに対して、インターネット上では評判がすこぶる悪くなりました。

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その理由が、伊藤忠が日本国内でコンバースの販売を独占していることにあります。

その事情を理解するためには、コンバースの特殊な販売事情を知っておく必要があります。

コンバースには、伊藤忠商事が出資するコンバースジャパンとナイキ傘下のアメリカ本国のコンバースの2社が存在します。

2001年にアメリカ本国のコンバースが倒産したことで、翌年伊藤忠がコンバースジャパンを設立。その後2003年に、ナイキがアメリカ本国のコンバースを買収したことで資本関係のない2社が存在する特殊な状態となったワケです。

アメリカ本国のコンバース倒産後、日本国内では伊藤忠が商品企画を行うコンバースブランドで販売権を取得し、ナイキ傘下のアメリカ本国コンバースが日本国内で販売禁止となりました。

つまり、アメリカ本国で展開する往年の名作「CT70」を日本国内で購入不可+伊藤忠が展開するジャパンコンバースのみ購入可な状態となり、ファンの失望は大変大きかったそうです(ジャパンコンバースも良いモノは沢山ありますが)。

話を戻すと、英国本国のバブアーが展開するオーセンティックな商品を輸入できなくなる懸念があり、評判が大変悪くなったわけです

しかしながら、コンバースと違い英国本国バブアーと伊藤忠商事が資本提携しているため、営利目的の輸入は可能です。

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コンバースの二の舞になるような心配が今のところ無いのは安心と言えますね。

要点まとめ:これからもワックスドジャケットを愛そう!

現在は年間40億円の売上を誇るバブアー。

販売代理店を八木通商から伊藤忠商事へバトンタッチを行い、5年後には年間100億円の売上を目指すそうです。

日本市場では高級紳士服のイメージが先行しがちですが、ライフスタイルブランドとして転換を進める伊藤忠の販売戦略にも注目したいところですね。

いずれにしてもバブアーの1ユーザーとして、今後の動向が楽しみです。ワックスドジャケットを愛し続けていきましょう!

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