こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
穿き込むたびに経年変化が現れ、それまでとは異なる表情を放つジーンズ。
そんなジーンズ最大の魅力といえる経年変化を楽しむ上で最も重要なポイントは、生地の質、縫製のクオリティ、そしてシルエットです。
とはいえ、様々なブランドがジーンズ市場に群雄割拠する中、
- 値段に見合ったジーンズなのか?
- どのジーンズブランドを選ぶべきなのか?
とブランド選びに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大人の男性にオススメの絶対に外さない信頼のおけるデニムブランド10選をご紹介します。
- お洒落なジーンズブランドを探している
- ジーンズの選ぶコツを知りたい
- 評判の良いおすすめジーンズブランドを知りたい
大人の男性におすすめなジーンズブランド10選
それでは大人の男性におすすめのジーンズブランドを10種類厳選してご紹介します。
本当におすすめのブランドだけを選んでいるので、ぜひ最後までご覧ください。
A.P.C.

A.P.C.は1987年にジャン・トゥイトゥが設立したフランスのファッションブランドですが、「デニム」のイメージがまず浮かんでくる方も多いのではないでしょうか?
ウォッシュ加工がされていない「リジットデニム」の代表的なブランドの一つであり、メリハリの効いた色落ちに魅了されるファンが多いことでも有名です。
こららのデニムを簡潔に表すならば、「シンプル」。

ディティールの無駄を限りなく削ぎ落としたミニマルなデザインで、パリモードを感じさせる洗練されたスリムなシルエットが特徴です。
とはいえ、素材は日本のカイハラデニムを使用していたり、シルバー色のフロントボタン・リベットの素材感やそれに刻まれているA.P.C.のロゴ、存在感のあるセルビッジにデザイナーの拘りを感じます。
ANATOMICA

ANATOMICA(アナトミカ)は、1994年にフランス パリでスタートしたファッションブランドでお洒落な大人の男性から絶大な支持を得ています。
世界中に溢れるジーンズの中でも、ANATOMICAが目指したのは、エレガントかつ快適なフィッティング重視の美しいシルエットを持つもの。
そのコンセプトを体現した定番の「618シリーズ」は、実に7回のサンプル修正を繰り返して誕生しました。
618とは、紀元前に建てられた古代ギリシャの「パルテノン神殿」、「ゼウス像」、ダ・ヴィンチの「円の中の人体図」などが採用している『黄金比(=1:1.618)』に由来します。

このジーンズのためだけに開発した左綾織りのオリジナルデニム生地を採用。
クラシックかつ中性的な雰囲気を醸し出す股上深めのシルエットに仕上げ、ジーンズでありながら上品で洗練された印象も備えている点が魅力。
Levi’s

アメリカがゴールドラッシュで湧いた時代、1873年に金鉱で働く人々のために丈夫なデニム生地と「リベット(鋲)」で補強したワークパンツ(ジーンズ)「501」を発売したリーバイス。
さまざまな種類のパンツを展開している言わずと知れたデニムブランドですが、大人の男性におすすめしたいのはやはり「501」です。

2023年で150周年を迎えるこのモデルは、長い年月を掛け、20回以上の改良を重ねてきたジーンズの原点。
下に向かってストンと落ちるストレートシルエットは、人の下半身の皮を平らにした形状と殆ど一致しているほど完成されており、それ故にジーンズの基本的な型として、今尚愛されているのでしょう。
私見ではありますが、ファッションカルチャーの歴史において、燦然と輝く定番であるからこそ、一度は穿きこなし、その良さを体感する価値があると思います。
シュガーケーン

シュガーケーンは、1965年に日本で誕生したアメリカンスタイルのワークウェアブランドです。
当初は米軍向けの衣料製造を行っていましたが、1975年にベトナム戦争が終結したことで国内向けの衣料メーカーへ転身。その際、米軍関係者によって「SUGARCANE(サトウキビ)」と名付けられました。

特徴的なサトウキビを使用したデニム「1947」は、1947年のジーンズをモチーフにしたヴィンテージオリジナルモデル。
紡績、染色、織り、縫製の全工程にこだわったた結果、多くの人々に長年愛用され、定番として作り続けられる名作。
その時代を思わせる深い藍色のインディゴデニムパンツの色落ちが魅力。シュガーケーンのデニムの虜になる方多く、その経年変化の魅力を存分に楽しめます。
Nudie Jeans

スウェーデンで誕生したNudie Jeans(ヌーディー・ジーンズ)は、穿きこむごとに肌に馴染み、まるで裸に近い感覚で着用することをコンセプトとしたデニムブランド。
高品質なオーガニックコットンを使用するなど、デニム生地のクオリティは申し分無しですが、何と言っても細身シルエットの美しさがこのブランドの最大の魅力です。

細身シルエットでも、裾に向かって細くなるテーパードやストレート、股上が深いものまで、幅広いラインナップの中からお気に入りの一本が見つかるはず。
ゆったり目のシルエットがトレンドの昨今において、細身のジーンズを楽しみたい方に特におすすめのブランドです。
DENHAM

DENHAN(デンハム)はデニム職人のジェイソン・デンハム氏によって、2008年にオランダのアムステルダムで設立。
同氏は、世界的なヴィンテージデニムのコレクターとしても知られており、デニム業界の中でも造詣が深いデザイナーとして知られています。

クラフツマンシップを表現するブランドアイコンのハサミにも象徴されるように伝統×革新的な技術をミックスさせた彼のジーンズは、世界中のデニムファンを虜にしています。
特徴は、ヴィンテージデニムの理想を体現するプレミアムなジーンズ。コンテンポラリーな魅力を加味したオリジナリティあふれる洗練されたデザインや、立体裁断による絶妙なフォルム、隅々のディティールまで拘りを散りばめており、大人のメンズ好みの要素がたっぷり。
世界のファッショニスタも注目する大人の男性がいつか手に入れたいジーンズブランドといえます。
YAECA

YAECA(ヤエカ)は、2人のデザイナー服部哲弘氏と井出恭子氏により2002年に設立されたドメスティックブランド。
恵比寿に本店を構え、「シンプルで長く着ていけるような日常着を作ること」をコンセプトに快適で自然体な衣服やライフスタイルを提案しています。

最大の特徴は、全10型、4種類の生地を用意した幅広いバリエーションにあります。
細身から太め、ストレートからテーパードまで幅広いシルエットと11・12・13・14オンスのブランドオリジナルのデニム生地を揃え、ユーザーの趣向にあったデニムを提案してくれるでしょう。
自分に合ったデニムを購入するためにも、初めて購入する方は1度YAECA店舗や取り扱い店舗に足を運ぶことをおすすめします。
1950年代のシャトル織機で織られたセルヴィッジデニムは、ふっくらとして凹凸感のある毛羽があり、色落ちによる経年変化を楽しむことができます。
RESOLUTE

RESOLUTE(リゾルト)は、国産デニム業界で20年以上デザイナーを務め、その黎明期からデニムファンに支持されてきた重鎮、林芳亨氏が2010年に立ち上げたジーンズブランド。
メイド・イン・ジャパンに拘り、熟練の職人たちの手によって織布から、染め、縫製が行われるデニムの最大の特徴は、手に取るように分かる毛羽立ちです。
穿きこみ、身体に馴染むにつれてシワが形成され、毛羽がなくなり色落ちしていく。毛羽が残った部分は濃い色のままなので、絶妙なカラーコントラストを生み出します。
ラインナップは、「何年経っても手に入る理想の定番を作り続けたい」という林氏の思いから、『710・711・712・713』の4型に絞り込まれています。

- 710:細めのストレートシルエット
- 711:緩めのテーパードシルエット
- 712:膝から下が細くなったテーパードシルエット
- 713 :710をベースに、股上を浅めに設定した1本
数年色落ちを楽しんだ後に、また新しい同じものが買えるのもRESOLUTEの魅力と言えます。
新型の「714」を2023年4月から販売する予定です。第二次世界大戦中の簡素化されたリーバイス501「大戦モデル」をリゾルト流にアレンジ。既存の4型に比べ、股上が深く、ヒップまわりに余裕のあるシルエットが特徴です。
ダブルアールエル

ダブル アール エル(RRL)は、ラルフ・ローレンのハイエンドヴィンテージライン。
生粋のヴィンテージラバーであるラルフ・ローレン氏が、妻と共同所有する「RRL牧場」にちなんで名付けられました。
ダブルアールエルのジーンズの最大の魅力は、オーセンティックなアメリカンスピリッツを感じることができる点。

最高品質のクラフツマンシップに拘ったダブル アール エルのジーンズは、生地や付属(ボタンやフラッシャー)まで全て自社オリジナル生産。
日本のカイハラデニム別注のオリジナル生地を使用し、全てアメリカ製で作られたリジットジーンズは並々ならぬ拘りを感じます。
そのほかにもユーズド加工が施されたラギッドなものから、マイにマックなヴィンテージ加工がされたアイテムまで幅広い商品を揃え、世界のデニムファンを唸らせています。
UNIQLO

日本、ひいては世界のファストファッション界の雄、ユニクロのデニムも外すことはできません。
様々なジーンズのラインナップを抱えるユニクロの中でも、同社の強い拘りを感じることができるのが「セルビッジレギュラーフィットジーンズ」。
デニム生地は、創業130年近い歴史を持つ「カイハラ」との共同開発。
今では大量生産用の革新織機(耳なし)が主流となっていますが、ストレッチセルビッジジーンズは、半世紀前に製造された豊田自動織機製の旧式シャトル機「G9」で織られています。

こちらのジーンズは、快適なストレッチ性+本格的なセルビッジ生地を使用しつつ、お手頃な価格で買えるコスパの良いアイテム。低価格で本格的なジーンズを楽しみたいという方には、ユニクロを選択肢に入れることをおすすめします。
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