【紗乃織靴紐】革靴用の高級蝋引きシューレースの長さ・種類の選び方と仕上がりをレビュー

こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。

革靴好きから評価の高いシューレースといえば、「紗乃織靴紐」です。

蝋引き紐だからこその耐久性と先端に金属を使用した高級感のあるルックスが特徴の高品質なシューレースです。

千円台で購入できるお手頃な価格帯も魅力で、純正シューレースの経年劣化時にも活躍してくれる、非の打ちどころがない靴紐に仕上がっています。

そこで、本記事では紗乃織靴紐の種類やサイズ選びのポイントに触れつつ、交換後の仕上がりをレビューしていきます。

紗乃織靴紐とは？

m.mowbrayシリーズで有名な日本のシューケアメーカーR&D社が展開する紗乃織。

細部にまで強いこだわりを持ったジャパンクオリティの高品質な製品を展開するシューレース・シューブラシブランドです。

同ブランドが展開する紗乃織靴紐は、日本の職人によって手作業で作られる高品質なシューレース。

特徴は以下の2点です。

紗乃織靴紐の種類（タイプ・長さ・色）

紗乃織靴紐は、以下3タイプの種類から選択することができます。

平紐か丸紐か迷った時は、靴の雰囲気と照らし合わせて選ぶと良いと思います。あくまで「好み」であって正解はないので、自由に選ぶことをお勧めします。

色は、黒と茶の2色を展開しています。

長さのラインナップとサイズ選択の目安は以下の通りです。

長さ	靴の縦向きの穴数
60cm	2〜3穴
70cm	3〜4穴
80cm	4〜5穴
90cm	5〜6穴
100cm	6〜7穴
120cm	7〜8穴

紗乃織靴紐の種類（タイプ・長さ・色）についてまとめると以下の通りです。

型	色	太さ	長さ
編紐蝋丸	黒・茶	約2.2m	60cm,70cm,80cm,90cm,100cm,120cm
組紐蝋平	黒・茶	約3m	60cm,70cm,80cm,90cm,100cm,120cm
蝋平太	黒・茶	約5m	120cm

紗乃織靴紐をCARMINA RAINに通す

今回は、僕が所有するCARMINAの内羽根メダリオントゥ「RAIN」に紗乃織靴紐を交換します。

購入したタイプは、 編紐・蝋丸 80cm 茶です。

純正紐と比べてほんの僅かに長いですが、サイズ的には全く問題ないレベルです。

それでは紐を通した状態で実際に手に取ってレビューしていきます。

独自配合の蝋(ロウ)を使用した蝋引き加工

純正紐と比べてみると見違えるほど質感が変化して驚き。

蝋引き×編紐の凹凸がさり気ない艶感を出してくれているので、高級感を感じることができるんだと思います。

こちらのRAINは約4年ほど履き込んだ状態ですが、新品の紗乃織靴紐を通しても変に浮いた感じがしないのも嬉しいポイントです。

アンティーク仕上げの金属セル

真鍮色の金属セルは、一般的なプラスチックセルと比べて、

• 高級感アップ
• 耐久性が期待できる

以上の2点でお気に入りの革靴をより大切に感じられる、紗乃織靴紐らしい素晴らしいディティールだと思います。

殆どの方には気付かれないディティールなので、自己満足の世界に近いですが、それでも良いのです。

強い結束力

編み上げの紐に独自の蝋を染み込ませた紗乃織靴紐は、結んだ際に紐同士がしっかりと結束して解けにくい点も魅力の一つ。

純正紐と比べると、紗乃織靴紐は天に向かってピンと伸びており、硬めの質感であることが分かります。

蝋で表面処理されているお陰で毛羽たちも最小限に抑えられており、経年劣化によって「ブチっ」とちぎれる心配もありません。

紗乃織靴紐のレビューまとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

たかが靴紐、されど靴紐であることが「紗乃織靴紐」を通して感じることができると思います。

お気に入りの革靴に本アイテムを通してみて、その素晴らしさを体感してみてはいかがでしょうか。