こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
バブアー(Barbour)といえば、高い防水性、耐久性を兼ね備えたオイルドジャケットに魅せられる方も多いのではないでしょうか。
一方、長期間の使用でワックスが抜け、防水性が損なわれてしまうこともしばしば。
そこで重要なのが定期的に専用のバブアー『オリジナルワックス』をジャケットに塗り込み(=リプルーフ)、オイルドジャケットを蘇らせることです。
お手入れをして大切に着込んだバブアーのオイルドジャケットが醸す味のある雰囲気は本当に魅力的です!
今回は、僕が所有する「ビューフォート」を使った自宅で行えるリプルーフの方法を紹介していきます。
- バブアーのワックスジャケットをリプルーフするメリットは?
- リプルーフするために必要なアイテムは?
- リプルーフの手順を知りたい
リプルーフに使用するアイテム
まずはリプルーフに使用する道具のご紹介です。
リプルーフに使用する一般的な道具は下記の8点です。
これが揃えばバブアーのお手入れができて、美しく長もちするようになります。
- オリジナルワックス
- 馬下ブラシ
- スポンジ
- 手袋(ビニール or ゴム製)
- ドライヤー
- 新聞紙 or ゴミ袋
- 布(使い古したTシャツがおすすめ)
- ワックス湯煎用の鍋
ワックスとブラシを除き、全て日用品なので揃え易いのも嬉しいですよね。
リプルーフの手順
こちらがリプルーフの手順です。
- ジャケット全体をブラッシング
- オリジナルワックスを湯煎して温める
- 湯煎後のワックスをスポンジにつけて、生地に馴染ませる
- 布で余分なオイルを拭き取る
- 乾燥させる
工程が多いように見えますが、やっていることは汚れを落とし、栄養補給をし、乾かすという3つの流れです。
それぞれの手順をもう少し詳しくご紹介していきます!
ジャケット全体をブラッシング
まずは、靴磨き用の馬毛ブラシで汚れやホコリを落とします。
馬毛ブラシは毛が柔らかく、しなやかなため土やホコリを落とすブラシとして使われています。
ジッパー周辺やポケットの裏側など、細かい部分も丁寧にブラッシングするようにしましょう。
ホコリはジャケットに含まれる油分を吸い取ってしまうため、ブラッシングは実はとっても大切な作業なのです。
オリジナルワックスを湯煎して温める
ブラッシングが終わったら、ワックスを馴染ませる準備をしていきましょう。
沸騰した鍋にオリジナルワックスを入れて、写真のように湯煎します。
缶を触って温かく感じたら十分です。3分〜5分を目安に湯煎しましょう。
湯煎後のワックスをスポンジにつけて、生地に馴染ませる
ジャケットに潤いと栄養を与える専用オイルを塗っていきます。
スポンジに適量のワックスをとって、オイルドコットンに馴染ませていきます。
バブアーのオイルドコットンは栄養を与えられることで、ひび割れを防いでジャケットを長持ちさせる効果の他、補色をしたりツヤを出す効果もあります。
後の布で余分なオイルを拭き取るため、この工程では生地をベタベタにしてしまって問題ありません。
ポケットの裏側など、隙間にもしっかり馴染ませていきます。
オイルが冷えていると白く固まってしまい、中々馴染んでくれません。
そんな時はドライヤーをオイルドコットンに当てて、オイルを温め馴染ませてください。
その他の注意点として、脇の下にあるハトメから裏地にオイルが侵入してしまわないように注意するようにしてください。
使用量はオイル缶の80%といったところです。
布で余分なオイルを拭き取る
余分なオイルを拭き取り、ジャケットの表面のツヤを出すために、コットン素材の布やキメの細かい布で乾拭きをしていきます。
生地にドライヤーを当てながら拭き取ると、オイルを拭き取りやすくなります。
布は古くなったコットンのTシャツや、履かなくなったストッキングでもOKです。
余分なクリームが残っているとホコリがつきやすくなります。なので、優しくしっかり拭き取りましょう。
自然乾燥させる
最後は簡単、ジャケットをハンガーにかけて自然乾燥するだけです。
2〜3日乾かすことができれば、十分です。
Before & After
というわけで栄養がしっかりと入り、適度なツヤと補色されたビューフォートに仕上がりました。
リプルーフ前とリプルーフ後の比較をご紹介します。よければ参考にしてみてください。
まとめ
バブアーのオイルドジャケットは、決して安い買い物ではないため、長く愛用する上で定期的なメンテナンスが重要です。
乾燥してカサカサのジャケットが、しっとり艶やかに生まれ変わると気持ちがいいです!
敷居が高いイメージのあるリプルーフですが、道具さえ揃えれば意外と簡単です。
是非この記事を参考にチャレンジしてみていただければ幸いです。
- リプルーフで用意すべき道具は専用オイル含め、合計7点。
- リプルーフは、汚れを落とし、栄養補給をし、乾かすという3つの流れ
- リプルーフ後のオイルドジャケットの風合いは大変素晴らしい
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