こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
靴磨きの中でも、ピカピカの艶を与える鏡面磨きはマスターしたいものの、作業が難しいというイメージが先行して、中々一歩を踏み出せていない方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、サフィール ノワール「ミラーグロス」です。
「ミラーグロス」はシューケアメーカー サフィール(Saphir)が展開するシューシャイン用のワックスです。
僕自身、色々なメーカーのワックスを使用してきましたが、「ミラーグロス」がダントツで簡単に鏡面磨きを仕上げることができると断言できてしまいます。
そこでこの記事では、サフィール ノワール「ミラーグロス」を使用した鏡面磨きの方法と仕上がりをレビューしていきます。
- サフィール ノワール「ミラーグロス」とは?
- 「ミラーグロス」を使った鏡面磨きの手順を知りたい
- 鏡面磨き後の仕上がりをチェックしたい
サフィールとは
フランスに本拠を構えるAVEL社が世界80カ国以上で展開する一流シューケアブランドがサフィールです。
「厳選した天然材料を製造し提供すること」を製品開発のポリシーとして、伝統的な製造工程とプレミアム品質の原料を適切に調合した皮革のケアと補修用品を提供しています。
最高品質を誇るハイグレードラインも展開
「プロフェッショナル」のためのレザーケア用品として、ハイグレードラインである「サフィール ノワール」を展開。
仕上げやメンテナンス用として、世界的に有名なシューメーカー・レザー製品メーカーで採用されている他、有名ブランドの純正ケア用品のOEMも手がける、まさにシューケア用品の一流ブランドです。
シューケア用品にクオリティを重視される方は、「サフィール ノワール」を選択すれば間違いありません。
実際に僕も油性クリームとハイシャイン用ワックスはサフィールを使い続けています。
サフィール ノワール ミラーグロスとは
お手軽に、強く光らせるために開発された鏡面磨き専用油性ワックスです。
厳選したカルナバワックスやモンタンワックスを始めとした高級天然ワックスをふんだんに使用しており、通常の鏡面磨き用ワックスよりも遥かに早く仕上げを施すことができます。
サフィール「ビーズワックスポリッシュ」を元々使用していましたが、「ミラーグロス」に切り替えてからは鏡面磨きを圧倒的に早くできているので大変重宝しています!
その分、他の鏡面磨き用ワックスに比べて、やや高めの値段設定(2,420円)ですが、仕上がりや作業時間を考慮するとこちらのワックスが断然おすすめなのです。
鏡面磨きに必要な道具
次に鏡面磨きに必要なアイテムですが、下記の4点さえ揃えればOKです。
- 1. ミラーグロス(油性ワックス)
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シューケア後のメイクにあたるのが油性ワックスです。ロウと油が主成分の塗膜が靴を保護しつつ、鏡のように美しく靴を光らすアイテムです。
- 2. 鏡面磨き用クロス
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起毛タイプのソフトコットン製クロスは鏡面磨きで必需品です。シューケアメーカーから様々なものが販売されていますが、M.モゥブレィの「ポリッシングコットン」が、コスト・クオリティのバランスが絶妙でおすすめです。
- 3. シューツリー
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靴の型崩れを防いでくれるシューツリーは、シューケア・シューシャイン時にも頼れる味方です。型を保ってくれるので、磨きやすくなります。
- 4. ハンドラップ(無くても可)
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水を簡単に出すことができるディスペンサーとして使用します。ワンタップで放出される水滴の量が丁度良い「アズワン」製を使用しています。
鏡面磨きの手順
そえではサフィール「ミラーグロス」を使用した鏡面磨きの手順をご紹介していきます。
鏡面磨きの前に革靴の汚れ・栄養補給を行う「シューケア」を行うことをおすすめします。下記の記事で具体的な手順を記載していますので、ご参考にしてみてください。
今回はParaboot「Chambord」を使用して、鏡面磨きを施していきます。
シューケア・シューシャインの時には型を保ってくれるシューツリーを入れておくと便利です。
靴紐は靴全体を磨くわけではないのでつけていてもOKです。
ミラーグロスの表面をサッとなでる程度の量を指にとります。
手に取った分量を優しく、下記の部位にまんべんなく塗っていきます。
- つま先(はき皺の終わる範囲まで)
- かかと
- つま先とかかとをつなぐ外側のサイド部分
油性ワックスを馴染ませた上に水滴を1〜2滴垂らします。靴をピカピカにさせるためには、ワックスの表面を均一に仕上げる必要がありますが、こちらの水滴が重要な役割を担ってくれます。
濡らしたポリッシュ用クロスにワックスをサッとなでるように付着させます。
ポリッシュ用クロスでワックスを馴染ませた部分を優しく円を描くように磨いていきます。
ワックスを塗る、水を垂らして磨く、再びワックスを塗る、、、をひたすら繰り返すことで、ツヤが出てくるはずです。
艶のバランスの調整をするため、ある程度艶が出てきたら、他の部分、もう片方の足といったように交互に鏡面磨きを行うことをおすすめします。
鏡面磨きを繰り返し、満足のいく艶になったら布を綺麗な面に切り替えて、水だけで磨いていきます。
この仕上げを行うことで、更なる艶出しの他、ワックスの膜が水を滲みにくくする効果があります。
包丁を研ぐようなイメージで縦方向に磨きあげると美しい仕上がりになる気がします。
鏡面磨きが完了したら、最後に靴紐を通して完了です。
鏡面磨き前後のBefore & After
最後に鏡面磨き前後で、どの程度見た目に変化があったか確認したいと思います。
作業時間は大体20分前後でしたが、トゥやヒールカップ、サイドを中心に美しいツヤを出すことができたと思います。
全体像
トゥ
かかと
サフィール「ミラーグロス」を使用した鏡面磨きのまとめ
- 簡単に美しいつやを出したいなら「ミラーグロス」がおすすめ
- ワックスを塗る、水を垂らして磨く、再びワックスを塗る、、、をひたすら繰り返す
- 慣れれば約20分程度で仕上げることができる
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