こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
トレンドに左右されないドレス感のあるカジュアルシューズをお探しの方には、クラークスの「デザートブーツ」がおすすめです。
革靴ほどきっちりし過ぎず、それでいてスニーカーよりもカジュアルではない丁度良さが、大変重宝するのです。
ローファーで良いところを敢えて「デザートブーツ」を履くことで、ハズしの小洒落感を出すことができるでしょう。
今回は、クラークスのブランド紹介をしつつ、定番シューズ「デザートブーツ」の特徴やサイズ感、着こなしコーデをレビューしていきます。
- クラークスってどんなブランド?
- デザートブーツのディティールやサイズ感を確認したい
- デザートブーツを使ったコーデを確認したい
クラークスとは
クラークスは1825年にイングランドの南西部でサイラスとジェームズクラークの2人の兄弟によって設立されたシューズブランドです。
同社は、シープスキンを使ったスリッパ の販売から始まったクラークスは、「靴は足を包むもの」をブランド哲学として、履き心地の良いシューズの制作を追求してきました。
日本では江戸時代ということもあって、奥深い歴史をもったブランドだということも魅力の一つだと思います。
そんなクラークスが一躍人気となったシューズが、1950年に発表された「デザートブーツ」。
英国陸軍将校が着用したブーツに触発されたアイコニックなスエード素材のブーツは、1960年代以降の米国で爆発的な人気を博し、世界中で受け入れられるようになります。
今日のクラークスは、その豊富なアーカイブと時代を超越したクラシックなカジュアルシューズの生みの親として、世界中の愛好家から親しまれている英国の老舗ブランドの一つと言えるでしょう。
クラークスの定番シューズ2選
クラークスは長い歴史があるため、様々な種類のシューズ・ブーツが存在します。
ここでは同ブランドの定番シューズ、「デザートブーツ」「ワラビー」の2点をご紹介していきます。
デザートブーツ
デザートブーツは、1950年の発売開始以来、クラークスのみならず、英国を代表するカジュアルシューズです。
第二次世界大戦中、英国陸軍に従軍していた「ネイサンクラーク」により生み出されました。
アッパーは着用頻度を増すごとに柔らかさを増していくスエード素材を使用し、天然ゴムから作られたクレープソールのスニーカーライクな快適な履き心地が特徴の一足です。
ワラビー
ワラビーは、足を優しく包み込むシューズをコンセプトとして開発されたクラークスのロングセラー商品です。
小型有袋類「ワラビー」が名前の由来となっています。
「唯一無二のモカシン構造のデザイン」×「快適な履き心地のクレープソール」の特徴をもったアイコンシューズとして、全世界で支持されています。
クラークス「デザートブーツ」のレビュー
僕が履いている「デザートブーツ」は、現行モデルのサンドベージュカラーですが、まずはデザイン面や履き心地などからレビューしていきます。
重厚感のあるフォルム
チャッカブーツのオリジンであるデザートブーツは、まんまるのポテっとしたトゥも相まってカジュアルスタイル前提での使用がベターです。
ジャケパンスタイルはOKですが、スーツスタイルではマッチしません。
相性の良いボトムスとして真っ先に浮かぶのがチノパンやジーンズです。
スニーカーよりも大人っぽく洗練された印象のコーデを組むことができると思います。
それでいて、ローファーや紐ぐつよりも決まり過ぎない独特の抜け感で小洒落た雰囲気を出すのに最適なアイテムです。
独特な履き心地のクレープソール
デザートブーツを説明する上で外すことができないディティールが「クレープソール」です。
凝固したラテックスラバーを用いて作られた「クレープソール」には、プラスの側面とマイナスの側面があるので下記で紹介します。
- プラス面
-
歩道やその他の平らな面を歩き回るのに快適です。軽量な素材感とグリップ力でスニーカーのような履き心地といった印象です。
- マイナス面
-
他のタイプのラバーソールほど長持ちしません。岩を踏むとかかとが欠けてしまったり、端がこすれて丸まってしまいます。
快適な歩行をサポートするが、耐久性には課題があるといったところです!
スエード素材のアッパー
アッパーにはきめ細やかで上質なスエードが採用され、クリーンで大人っぽい印象に仕上がっています。
正直フォルムだけでいうとカジュアルで少し子供っぽく見えかねないのですが、このスエード素材が掛け合わさせることでグッと上品に見えてくるわけです。
重さ
重さは片足580g(UK9)くらいで、革靴と比較するとそこまで重くありません。
参考までですが、僕が所有するスニーカーのニューバランス「M576(28cm)」で片足350g、革靴のパラブーツ「シャンボード」で片足650gです。
スニーカー以上、革靴以下の重量感と考えていただければと思います。
優れたコスパで手が届きやすい
クラークスのデザートブーツは、2022年現在で約2.5万円で購入することが可能です。
一般的に良い革靴とされている価格のボーダーラインは3万円以上と言われている中、上記価格帯であれば手に届きやすい価格と言えると思います。
加えて、Amazonや楽天では定期的なセールやポイント還元を行っているため、サイズ選択に自信があればオンラインショップでの購入がおすすめです。
クラークス「デザートブーツ」のサイズ感
次に、気になる「デザートブーツ」のサイズ感ですが、一般的な靴のサイズよりは大きめであることは周知の通り。
普段のスニーカーのサイズで選んでしまうとぶかぶかということもあるので注意が必要です。
サイズ表とともに僕自身、実際に履いてみて感じるフィッティングやサイズ選びの方法などを説明していきます。
サイズ表
まずはサイズ表ですが、UKサイズとJPサイズが併記されています。
UKサイズ | JPサイズ |
---|---|
UK6 | 24cm |
UK6.5 | 24.5cm |
UK7 | 25cm |
UK7.5 | 25.5cm |
UK8 | 26cm |
UK8.5 | 26.5cm |
UK9 | 27cm |
UK9.5 | 27.5cm |
UK10 | 28cm |
UK10.5 | 28.5cm |
UK11 | 29cm |
UK12 | 30cm |
サイズ感
僕は「デザートブーツ」のUK9(27cm)を履いています。
一方、ニューバランス(M576・996)やコンバースオールスターは28cmを履いています。
そうなんです、結論をいうと、スニーカーと比べるとワンサイズ大きめの作りとなっているのです。
クラークス「デザートブーツ」のコーデ
「デザートブーツ」はカジュアルシューズという特性上、スーツスタイルとの相性は不向きですが、チノパンやジーンズを使ったジャケパンスタイルとの相性は抜群です。
基本はキレイめスタイルのハズシとして、革靴で良いところを敢えてデザートブーツで合わせることでコーデがキマると考えています。
それでは以下に普段のコーデをご参考までにご紹介していきます。
デザートブーツ × デニム
デザートブーツ × チノパン
デザートブーツ × ウールパンツ
クラークス「デザートブーツ」のレビューまとめ
- 70年以上の歴史を誇る英国カジュアルシューズの筆頭格
- サイズ感はスニーカーより、やや大きめの作り
- キレイめスタイルの外しとして合わせるのがおすすめ
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