こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
カリマーの「Predator30」は、小旅行やちょっとしたレジャーから、本格的な山登りまでこなす万能バックパックの一つです。
同ブランドのミリタリーライン「karrimor SF」として実用性を重視した作りとなっているため、アウトドア派からの支持が厚く、僕自身もその機能性とデザイン性に魅せられて、長年愛用している1人です。
機能性もさることながら、軍用モデルらしさ全開の無骨なデザインもカッコよくて気に入っています。
今回は、karrimor SFの定番バックパックをモデルごとに比較しながら、「Predator30」のコーデやサイズ感をレビューしていきます。
- カリマーのバックパックはどんな種類がある?
- カリマー「プレデーター30」の容量や特徴は?
- カリマー「プレデーター30」のサイズ感とコーデを見たい
カリマーとは
カリマーは、1946年にイギリス北西部の街、ランカシャーで創業した世界的なアウトドアブランドです。
サイクルバックパックメーカーとして創業したブランドの語源は「carry more = もっと運べる」です。
そんなアルピニズム発祥に国から生まれ、70年以上の歴史を誇る老舗メーカーですが、まさにアウトドアバッグの定番ブランドです。
商品展開も幅広く、ウォーキング、キャンプ、ランニング、登山、遠征用のギアと衣類は、初心者からプロまで選ばれ続けています。
ちなみにユニオンジャックとkarrimorでデザインされたアイコニックなロゴが個人的に大好きです。
「カリマーSF」と バックパックの種類
カリマーは「karrimor SF」と呼ばれるイギリスの軍隊・警察特殊部隊のために開発された機能性・タフさを最大限まで高めた特別仕様モデルを展開しています。
SFとはSpecial Force(特殊能力)の略語です。
過酷な状況のミリタリーでの使用を前提としており、デザインは実用性を重視していますが、質実剛健・無骨なルックスが魅力のシリーズです。
このパートでは、「karrimor SF」の代表モデルを紹介していきます。
Sabre 30
「Sabre 30」は、タウンユース〜1泊2日程度の小旅行でも使いやすい30ℓのスタンダードモデル。
- 容量:30L
- クールメッシュ仕様の背面システムで快適性抜群
- 各種ポケット、ドリンクホルダー等、多彩な機能を備え実用性十分
- 価格:約2.8万円
Sabre DELTA 25
「Sabre DELTA 25」は、トラベルタウンでも活躍する機動性に優れたコンパクトモデル。
- 容量:25L
- クールメッシュ仕様の背面システムで快適性抜群
- 各種ポケット、ドリンクホルダー等、多彩な機能を備え実用性十分
- 価格:約3.2万円
Predator 30
「Predator 30」はkarrimor SFのコンセプトを集約したベーシックモデル。
- 容量:30L
- クールメッシュ仕様の背面システムで快適性抜群
- 雨蓋に設けた小物の整理にも使えるポケットやベルクロ、サイドはコンプレッションストラップ、フロントはデイジーチェーンを備え、豊富なファンクションを搭載
- 価格:約2万円
Predator PATROL 45
「Predator PATROL 45」は、ミリタリースペックを備えた上級モデル。
- 容量:45L
- クールメッシュ仕様の背面システムで快適性抜群
- 各種ポケット、ドリンクホルダー等、多彩な機能を備えている他、サイドには容量を拡張できるバッグ(別売)を装着可能。
- 価格:約4万円
カリマーSF「プレデター30」のレビュー
それでは実際に僕が所有するカリマーSF「プレデター30(黒)」を手に取ってディティールやデザインをレビューしていきます。
機能美を備えた無骨なデザイン
本体内部の被水を防ぐための雨蓋が備えられたカリマーらしいデザインにまずは触れておきます。
僕が数あるデイパックの中からkarrimor SF「プレデター30」を選んだ最大の理由がこちらですが、軍用にも耐えうるための堅牢性、機能性を重視することで磨かれた無骨なデザインがとにかくカッコいい。
他の人と被り辛く、確かな存在感を放ってくれる玄人受けするアイテムだと感じています。
高強度ナイロンのボディ
「プレデター30」のブラックカラーのボディには、耐久性、耐摩耗性に優れたナイロン素材が使われています。
表面には耐水性強化のためにポリウレタンコーティングがされており、しっかりと水を弾いてくれるため安心です。
タウンユースであれば、必要十分なタフさが備わっています。
実用性が素晴らしい各種ディティール
「プレデター30」は上述の通り、軍用を想定したバックパックのため、実用性は抜群です。
分厚いショルダーストラップ
ショルダーストラップの内側にはクッション性に優れた素材が使用されています。
その分、厚いストラップ形状となっていますが、長時間背負うほどに肩への負担が軽減されることを実感できると思います。
2000m級の登山で使用した時も肩凝りを感じることはありませんでした!
チェストベルトとウエストベルト
重い荷物がある時にこちらの装備が大変重宝します。
身体とバックパックをガッチリと固定してくれるので、ブラつかず肩への負担を軽減してくれます。
背面はクールメッシュ仕様
背面はメッシュ素材を使用しているため、汗をかいても蒸れを軽減して、背面の快適性を向上させてくれます。
サイドのコンプレッションストラップ
登山時の身体の負担や疲労軽減を補助するための杖「トレッキングポール」を携行するために役立ちます。
一方、僕の場合はタウンユースでは殆ど使用する機会はありませんでした。
雨蓋に設けたベルクロ
ちょっとした小物をこちらのベルクロに挟むことができます。
登山時にすぐに取り出せるように携帯食を挟んでいましたが、ポケットを開く必要のない手軽さから予想以上に便利です。
カリマーSF「プレデター30」の容量
次に、カリマーSF「プレデター30」の容量についてご紹介していきます。
- サイズ:横30×縦55×マチ20cm
- 容量:30L
- ポケット:6(外側3/内側3)
30Lといってもピンとこないかもしれませんが、日帰りのアウトドアや1泊2日程度の荷物に適した大きさです。
実際にメインコンパートメントと、各ポケットの収納力をチェックすべく、僕の1泊2日の荷物を収納してみます。
- 衣類(トップス、ボトムス、靴下、下着)
- ノートPC
- 本
- ケア用品(歯ブラシ、化粧水、スタリング剤、マスク)
- 財布
- キーケース
- スマホ+充電ケーブル
- 水筒
メインコンパートメント
メインコンパートメントの開口部は防水性を考慮して、巾着式となっています。
僕はここに、ノートPC、衣類、本1冊、ケア用品を収納していますが、嵩張ることはありません。
ただし、スーツケースのように下まで開けないので、下にある物を取り出す時は多少苦労を感じる点が弱点でしょうか。
内側背面ポケット
メインコンパートメント内の背面ポケットは、PC収納・書類スペースになっており、手持ちの12インチのPC(MacBook Air)でも余裕を持って入ります。
雨蓋の内ポケット
雨蓋の内ポケットにはすぐに取り出したい貴重品(サイフ、キーケース)や充電ケーブルを中心に収納していきます。
外側のサイドポケット
外側の両サイドポケットは、折り畳み傘や水筒・ペットボトルといった縦方向に長めのものの収納に適しています。
僕は写真の様に水筒を収納しています。
以上、これらすべてを収納したあとの「プレデター30」はこんな感じです。
カリマーSF「プレデター30」のコーデ
アウトドアは勿論のこと、タウンユースでも活躍する「プレデター30」はアウトドアブランドという性質上、スーツやキレイめコーデとの相性はよくありません。
サイズ感などの参考として、背負ったときのコーデを紹介しておきます。
プレデター30 × シェルジャケット
プレデター30 × バブアー
プレデター30 × キルティングジャケット
カリマーSF「プレデター30」のレビューまとめ
- 実用性を重視した質実剛健・無骨なルックスが魅力
- 30Lの収納力で日帰りアウトドアや小旅行に最適
- カジュアルアイテムとの相性良好
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