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お金の基礎知識を説く名著「バビロンの大富豪」をわかりやすく解説

こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。

お金の増やし方に関する古典として、「バビロン大富豪の教え」を読了しました。
不屈の名著として知られる本書は、90年以上にわたり世界各国で読まれ続けています。

今回は本書に書かれている内容をポイントを押さえて、紹介していきます。

目次

「バビロンの大富豪」とは

1926年にジョージクレイソンによって書かれて、今もなお語り継がれるお金の名著です。

舞台は古代都市バビロンに、アルカドという大富豪を中心とした複数の登場人物のやり取りによって物語が進められていく点に特徴があります。
メソポタニア地域で、紀元前18世紀〜6世紀の間で繁栄したバビロンは、文字の記録のために粘土版を用いていました。文書の内容としては、外交文書・歴史書・学術文書などの重要な文書に留まらず、領収書や納税書、メモといった日常的で細々したものを多数出土しています。

上記、実際に出土した様々な粘土版を解読したことで当時のアルカドを中心としたバビロン人の生活様式をリアルに知り得ることができたのです。そして彼らの蓄財哲学、自己啓発に関する普遍的な法則を見出し、1つの本にまとめたものがこちらの「バビロンの大富豪」です。

情景描写もわかりやすく描写されており、また会話中心とした構成のため、頭を悩ますことなく、すんなりと要点を掴むことができると思います。

僕は小説版を読了しましたが、漫画版も発売されています。こちらは大体の書店には必ずピックアップコーナーに並べられているほど抜群の人気があるようです。

「バビロンの大富豪」の教えを7つの項目で紹介

それでは早速、本書の成功の秘訣として紹介されている「黄金の7つの知恵」を簡単に紹介していきます。
下記をお読みになれば、本書の内容を十分にイメージすることができると思います。

収入の10分の1を貯蓄に回せ

空の財布を太らす知恵として、大富豪のアルカドが発見した最初の知恵です。
当たり前のようなことに思えますが、意識して取り組まないと、月のお給料を全て使い果たしてしまったという方も多いのではないでしょうか。
実際に収入の10分の1を貯金に回せる人は驚くほど少ないようです。
この事実は「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」ことを発見したパーキンソンの法則で証明されています。

本書の根幹をなす基本的な教えの1つです。

欲望に優先順位をつける

お金の蓄財に注意を払うと、これまでの日常生活の中で当たり前のように使ってきたものが本当に必要か見直すことができます。
食材を余計に買ってしまっていないか?携帯電話の料金をさらに安くすることはできないか、見栄のために高級車を買っていないか?など、削減余地は十分にあるのです。

自分の財産であるお金を本当に使用する価値がものかどうかをチェックしながら生活することで、財布をさらに肥やすことができるのですね。

貯めたお金に働かせよ

本書ではお金持ちとは「お金を持っている人間ではなく、お金の増やし方を知っているもの」と述べています。
つまり投資をしてお金を増やすということですね。

本書では特にインデックス投資をオススメしているので、簡単に紹介します。
インデックス投資は様々な株式をワンパッケージにまとめた投資信託の種類の1つです。
特徴は、特定の株式指標(日経平均株価、S&P500、NYダウ..等)に基準価額(投資信託の株価のようなもの)を連動するよう自動で売買するよう設定されていることです。

これまで世界恐慌やリーマンショックなど、株式市場の大暴落は幾度となく発生していますが、株式市場の誕生以来、長期的な視点でみると株価(株式指標)は成長を続けています。

つまり、過去から株式市場は成長し続けており、今後も成長していく確率が限りなく高いという考えのもと、株式をワンパッケージで購入可能な投資信託を保有していれば、中長期な視点で投資信託の基準価額も上昇し、リターンを見込める確率が高いということです。

貯金ではなく、お金を限りなく働かせ、財布に定期収入に流入させる仕組みを考えることが重要と説いています。

損失という災難から自分の貴重な財産を守る

自分が深く理解していないものに投資しないこと。自分の財産を全て投資に投じないことを説いています。
これまでの教えを実践し、十分に肥えた財布を空っぽにしてしまわないための知恵です。

本書には、一攫千金を狙うことは愚か者の考えと評しています。
経験を積んだ人の知恵に耳を貸し、危険な投資から自分の身を守るために注意する必要があります。

より良きところに住むことは有益な投資である

住むところによって、年収や与えられるチャンスが大きく変わるということを指しています。
例えば、東京であれば沢山の会社が林立していて、様々な仕事・収入も増やせる可能性が高いですよね。
人が多い分多様な考え方を享受できる機会が増えますし、娯楽・セキュリティ性も良好です。

成功は才能と「環境」で決まるということですね。

今日から未来の生活に備えるために、資金準備に取り組むべし

将来、病気や事故に遭うリスクも想定される中、今から資産形成を図っていけば、動けなくなっても焦ることなく、安心して暮らしていけるはずです。

人生の不確実性に対処するために今から、「どれくらい貯金が必要か?」「どのようなスキルを身につけるべきか」「何をしていたいか?」を明確化し、行動することが重要だと、アルカドは主張しています。

上記を押さえていれば、将来の安全な暮らしを担保できる確率が高まるということですね。

自分自身が最大の資本。自分の能力と技量を高め、よく学び、行動する

人やお金、株が消えた時に信用できるのは「自分自身」しかいません。
そのために常に万全に体調を整え、沢山の本を読み、沢山の経験をし、自分のレベルを上げていくことが大切です。

どれだけ成功法則を学んだとしても、行動を起こさなければ、「成功」と「失敗」という経験(財産)を得ることができないとも書かれています。
まずは行動を重ねることが大切! 経験を増やすことで大きな望みを実現するための訓練となるということです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
本書はバビロンにまつわる人々のストーリーを通じて、著者が訴えかけるお金にまつわる7つの知恵は現代人にも十分に通じる普遍的な考え方ではないかと思います。

僕も本書で学んだ10分の1貯金などを実践し、財産を増やしていくための行動をしています。
資産形成を行う上でのバイブルとして、手元に残しておきたい一冊です。

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