こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
雨の日用に使用しているリーガルの革靴のつま先にガリっと、エグれ傷を付けてしまいました。
かなり目立つクレーターを付けてしまったので、めちゃくちゃ落ちこんでしまいました。。
シューケアショップにリペアの依頼を検討していたところ、革靴用品メーカーの『コロンブス』が革靴のキズ補修用のパテ「アドベース
早速購入し、試行錯誤しながらセルフリペアを行ったところ、綺麗な状態に復元することができました。
そこで本記事では、革靴の傷を目立たなく補修するための方法を実践しながらご紹介し、仕上がりをレビューしていきます。
- お気に入りの靴を目立たなくさせたい
- キズの補修をするために必要な道具や掛かった費用は?
- 実際のキズ補修の手順を知りたい
Before & After
まずは、実際の修理前後のビフォーアフターを比較しながら、仕上がりをチェックしましょう。
結論として、完成後の状態は「キズはどこにあったの?」のレベルで大変満足な仕上がりとなりました。
Before
After
用意する道具は4点
用意する道具は、下記の4点です。総額で約¥1,200程度で購入することができました。
ここからは、道具別の役割を簡単にご紹介していきます。
アドベース
革靴のエグれてしまったつま先部分のクレーターを埋めるために、コロンブスの「アドベース
このパテの色は「ホワイト」色のため、後述のアドカラーで平にした部分を補色する必要があります。
アドカラー
パテの補色クリームは、コロンブスの「アドカラー
通常のシューケアクリームと比べて着色性に優れているため、エグれ傷のカバーに適しているそうです。
紙やすり
下記2点の作業のために必要な道具となります。
- アドベースを塗り込む前に革靴の表面の傷周辺を均一にする
- アドベースを塗った後に表面を均一にする
番手は比較的表面が細かい、400番の使用がオススメです。
絵筆
アドベース・アドカラーを塗り込むための道具ですが、綿棒でも代用することが可能です。
この筆は、ダイソーにて¥110で購入しました。
エグれ傷を直す手順
それでは、本題のアドベースを使った革靴の傷の補修作業を手順別に紹介していきます。
実際に作業した感想としては、とにかく使い方がシンプルで超簡単でした!
手順は以下の5ステップです。
- 傷の表面を軽くやすりがけ
- アドベースを塗る
- 紙やすりで表面を均する
- アドカラーで補色
- 通常のシューケアを行なって完了
それでは早速みていきましょう。
400番手の紙やすりを使って、エグれてしまった部分をキズ口に沿ってヤスリがけしていきます。
あまり力を入れずに優しく細かくやすりがけを行い、凹凸を減らしてくのがポイントです。
写真の様にキズ部分の毛羽立ちや凹凸がある程度均一になったら、この作業は終了です。
400番手の紙やすりを使って、アドベースで埋めたキズの周囲を均一にさせていきます。
力を入れ過ぎてしまうと、アドベースがめくれてしまうこともあるので、軽く指をあてる程度で優しく、やすりがけするのがポイントです。
またなるべく、アドベースの部分をなるべく削るように心がけるのも重要です。
最後に通常のシューケアクリームで磨きあげ、全体との調和をとらせて完成です。
余談ですが、今回使用したシューケアクリームはサフィール ノワールの「クレム1925
通常の靴磨きの工程は、以下で手順をまとめていますので、参考にしてみてください。
革靴のめくれ・エグれ傷をアドベースで修理する方法まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、コロンブスの「アドベース
一見難しく感じる革靴のキズ補修もこの記事を参考にすれば、容易に修復できると思います!
実際にかかった費用も約¥1,200程度でお手頃。
お店に出さなくても簡単に修理できるのでオススメです(あるに越したことはないですが、キズの再発時にこれらの道具を再利用できるのも助かるところ)。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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