こんにちは、Gucci(@men_in_fashion_blog)です。
「アイリッシュセッター」や「ベックマン」といったワークブーツが注目されやすい「レッドウイング」ですが、短靴においても外せないマスターピースを有しています。
その一つが「ポストマン オックスフォード」です。
レッドウイングらしい”頑丈さ”と”歩きやすさ”をそのままに、ドレスタイプのアッパーデザインを採用し、フォーマル感を獲得した、日常使いに持ってこいの一足です。
今回はそんなレッドウイング ポストマンシューズの魅力やデザイン面の特徴、サイズ感をレビューしていきます。
- レッドウイング ポストマンってどんな靴?
- レッドウイング ポストマンの特徴や魅力を知りたい
- レッドウイング ポストマンのサイズ感は?
レッドウイングとは
レッドウイング(Red Wing)は、1905年にチャールズ・ベックマン氏によって設立されたシューズブランドです。
ブランド名は、創業の地であるミネソタ州の小さな町「レッドウイングシティ」にちなんで名付けられました。
同ブランドのアイコンはなんといっても労働者のために作られたアメリカらしい頑丈なワークブーツです。
ハードに働く工場労働者、農民、アウトドアマンのために作られた質実剛健なブーツによって、世界的な成功の礎を築いていきました。
丈夫でクラシック、そして何世代にもわたって愛されているレッドウイングのブーツと靴は、1990年代、日本におけるアメカジブームの火付け役ともなり、今も根強い人気を誇るブランドなのです。
レッドウイング ポストマン オックスフォードとは
郵便配達員、警官、駅員が使用するために設計された「ポストマン オックスフォード」は、1954年に発売されたレッドウイングのロングセラーアイテムです。
フラットでクッション性のあるウェッジクレープソールを備え、黒一色のドレッシーなルックスで汎用性抜群。
カジュアル色の強いレッドウイングのシューズの中でも、ビジネスシーンでも履くことができる稀有なアイテムです。
レッドウイングのポストマンシューズは、歩きやすく疲れにくいという機能性は残したまま、ビジネスシーンでも着用できる頼れる日常靴と言えるでしょう。
レッドウイング ポストマン オックスフォードをレビュー
ではさっそくですが、僕がレッドウイング「ポストマン オックスフォード」を履いて感じるデザインや履き心地の感想をレビューしていきます。
黒一色のドレッシーなルックス
レッドウイングのポストマンシューズは、丸みを持ちつつも比較的トゥが細めなので、ドレッシーなシェイプと言えるでしょう。
ドクターマーチンのポストマンシューズも有名ですが、トゥの丸みが強いため、どうしてもカジュアルシーン一択となってしまいます。一方でレッドウイングのポストマンは、ドレスダウンしたカジュアルなスタイルはもちろん、ビジネスライクな服装まで幅広く対応できる万能選手です。
60年以上、世界中で愛され続けているのも頷けますよね。
光沢感のあるシャパラルレザーを使用
シャパラルレザーは、いわゆるガラスレザーに近しい加工レザーです。
仕上げの段階で皮革の表面に特殊な塗料を塗り込み、耐久性と美しい艶感を出しています。
ガラスレザーの弱点であるひび割れのような細かいシワも軽減しつつ、履きこむほどに足に馴染んでくる「ポストマン オックスフォード」でしか味わえないオリジナルレザーです。
分厚いコーディングが施されていることから、耐水性にも優れています。
キレイな艶を出したければ、クリームで入念に磨くことでビジネスでも使用できるドレスシューズとして活躍してくれるでしょう。
クッション・クレープソールを使用
軽量でクッション性に富む柔らかいラバー製の厚いソール「クッション・クレープソール」を採用しています。
このソールのおかげで衝撃を良く吸収し、足への負担を軽減してくれるため、革靴とは思えない快適な履き心地です。
まるでスニーカーを彷彿とさせる履き心地といった感じです!
毎日長い距離を歩く郵便局員(ポストマン)にとっては、大変ありがたい存在であったということが容易に想像がつきます。
良心的な価格も魅力の一つ
レッドウイング「ポストマン オックスフォード」の価格は3万円台後半程度です。
一般的なビジネスシューズでも同じくらいの価格帯のものをたくさんありますが、ビジネスシューズはビジネスシューズとしか使えないことが多いです。
そう考えると、オンオフ問わず使用できる「ポストマン オックスフォード」はコスパが高いと言えるんです。
レッドウイング ポストマン オックスフォードのお手入れ
ポストマン オックスフォードのシャパラルレザーは、一般的なカーフレザーと比較すると強靭な耐久性を持っていますが、長らくケアをしなければ、ビジネスシーンでの使用は難しいです。
そこで、1ヶ月〜3ヶ月の頻度で下記のメンテナンスを行うことをおすすめします。
一方で敢えてお手入れを行わなず、ガシガシ履くことでワークブーツ特有の経年変化を楽しめるでしょう。
履き方・手入れの方法など、個人の趣向が別れるところですが、今回は僕の普段のお手入れ方法を紹介していきます。
お手入れの方法と手順
手入れの方法や手順としては通常の革靴同様のメンテナンスでOKです。
- 馬毛ブラシでホコリを落とす
- リムーバーで汚れを落とす
- 保湿クリームで栄養を与え、馬毛ブラシでブラッシング
- 靴墨で色を入れて、豚毛ブラシでブラッシング後、クロスで磨き上げる
- ワックスでハイシャイン(鏡面仕上げ)を施す(任意)
尚、着用後は必ず馬毛ブラシでブラッシングすると、靴が綺麗な状態に保たれて、より長持ちさせることができるでしょう。
詳しい手順と必要な道具は下記記事で解説していますので、参考にしてみてください。
シューキーパー
保管時は、履きしわを伸ばして湿気をとるためシューツリーを入れておくことをおすすめします。
ポストマンには、コロニル製のバネ式シューツリーを使用しています。
デザインは至って普通のシューキーパーですが、履き皺をしっかりと伸ばしてくれる頼れる相棒です。
コロニル製のシューキーパーについて、詳細が気になる方は下記記事を参考にしてみてください。
レッドウイング ポストマン オックスフォードのサイズ感
気になるレッドウイング「ポストマン オックスフォード」のサイズ感ですが、一般的なスニーカーよりも大きめに作られているため注意が必要です。
サイズ表
まずはレッドウイングのサイズ表がこちら。ハーフサイズのcm刻みとなっています。
JP(日本)サイズ | US(米国)サイズ |
---|---|
24.0cm | 6.0 |
24.5cm | 6.5 |
25.0cm | 7.0 |
25.5cm | 7.5 |
26.0cm | 8.0 |
26.5cm | 8.5 |
27.0cm | 9.0 |
27.5cm | 9.5 |
28.0cm | 10.0 |
28.5cm | 10.5 |
29.0cm | 11.0 |
サイズ感
僕のスニーカーサイズ(ニューバランス)28cmですが、ポスマンシューズは27.5cmでジャストサイズです。
前述の通り、レッドウイングのシューズ全般は大きめに作られているため、普段履いているスニーカーのサイズより、ワンサイズ or ハーフサイズ小さいサイズを選択することをおすすめします。
レッドウイング ポストマン オックスフォードのレビューまとめ
- レッドウイングらしい機能性とドレス色を備えた万能選手
- 普段のスニーカーサイズより、小さいサイズを選択するのがおすすめ
- 大手ネット通販サイトで安く購入することが可能
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