こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
本日はセントジェームスの名作バスクシャツ『ウェッソン』ではなく、『ナヴァル』についてご紹介していきます。
ウェッソンが総ボーダー柄なのに対し、ナヴァルは胸・肩・裾が無地になったパネルボーダー仕様を採用し、スッキリと爽わやかに着こなすことができます。

セントジェームズといえば、『ウェッソン』のイメージが強いですが、『ナヴァル』も定番アイテムとして根強い人気を誇っています。
今回は、セントジェームスのブランド、バスクシャツについてご紹介した後に『ナヴァル』にスポットを充てて魅力を語っていこうと思います。
- セントジェームズってどんなブランド?
- バスクシャツの特徴を知りたい
- ナヴァルのディティール面の特徴や魅力は?
セントジェームスとは?


1889年にフランス北部ノルマンディー地方にあるセントジェームス市で創業した老舗ブランドです。
創業当初から一貫してコットンボーダーシャツに力を注いでおり、機能性はもちろん、流行に左右されないお洒落なデザイン性から多くの大人に支持されています。
なかでもバスクシャツといえばセントジェームスといわれるほど、バスクシャツの人気は高く、ウエッソンやナヴァルは誰もが一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
バスクシャツとは


バスクシャツとは主に下記の特徴を有したカットソーです。
- ガシガシした風合いの厚手のコットン生地
- 首元が広くあいた「ボートネック」と呼ばれる襟
- 9部の袖丈
- アイコニックなボーダー柄
そのルーツは、フランス・スペインにまたがるバスク地方で16世紀頃から船乗りたちが着ていた作業着です。



ちなみにアイコニックなボーダー柄は、視界が悪い状態でも船乗りを識別できるようなデザインとなったと言われています。


これら機能性に優れたディテールは、1850年代から現代にいたるまで、フランス海軍のユニフォームとして採用されています。
そして1920年代頃、南フランスのセレブリティの間で流行、やがてファションとしての市民権を獲得しました。



画家のパブロ・ピカソや小説家のアーネスト・ヘミングウェイといった巨匠たちもこのバスクシャツを愛用したことが有名ですよね。
厚みのある生地は耐久性も素晴らしく長く使うことができます。ガシガシと着込むことで風合いが変化するので、経年変化好きには堪らないアイテムなんです。
セントジェームスのバスクシャツ


セントジェームの2大定番シャツといえば、「ウエッソン」「ナヴァル」です。
どちらのモデルも6種類以上のサイズ展開があり、男女問わず自分のサイズに合うものを選択できます。



サイズも豊富なのでぴったりめ〜オーバーサイズまで自分の趣向に合ったものを選べるのは嬉しいですよね。
ウエッソン


セントジェームスの定番中の定番といえば「ウエッソン」。
コットン100%で作られたこのシャツは、通常のTシャツと比べて厚みがあり、洗濯機でガシガシ洗っても大丈夫です。



購入してから1年でヘタってしまうということは一切なく、経年変化を味わいながら長く楽しむことができるバスクシャツです。
抜群の丈夫さと飽きのこないシンプルなシルエットでどんなコーデにもサマになる汎用性が魅力の1着です。
ナヴァル


セントジェームスのもう一つの定番が「ナヴァル」です。
かつてフランス海軍の制服として使われていたことから、”海軍”を意味するこの名前が付けられました。
ウェッソンと同様にコットン100%ですが、糸の番手が細くやや薄手の仕様です。



ボーダーをあしらっていますが、胸元と片口が無地のため、すっきり爽やかな印象を与えてくれます。
セントジェームス ナヴァルの魅力3選


大人のワードローブに欠かせないと言っても過言ではない『セントジェームス』のバスクシャツ。
1889年にフランスで産声を上げてから、メンズファッションにおいても重要な意味を担ってきたいわゆる“定番”と呼ばれるアイテムの1つです。
今回はナヴァルにスポットを充てて、1枚のバスクシャツが、なぜ我々をここまで引きつけるのか。その魅力を探っていきます。
主張しすぎない上品なボーダー配置


ナヴァルは総ボーダー柄のウェッソンに対し、胸・肩・裾が無地になったパネルボーダー仕様を採用しています。
全体的にスッキリとした印象となり、上質で爽やかな雰囲気を演出してくれるので、日々のスタイリングに自然と馴染む魅力があります。
デニムはもちろんのこと、カーゴパンツやチノパン、スラックスまでどんなパンツに併せても相性バッチリ。



汎用性が高いので、ついつい手を伸ばしたくなる不思議な魅力を持ったカットソーなんです
広めのボートネックとサイドスリット


首周りはやや横に広く浅いボートネックになっていて、肩のラインがキレイに見えたり、首を長く見せたりする効果もあります。



鎖骨をキレイに見せることができるので女性からも支持が厚いアイテムです。
ウェッソンと比べて少し開きが大きいことで今風のリラックスを演出することができる他、サイドにはウェッソンにはないスリットを施し、立体感のあるシルエットであることもナヴァルならではの特徴です。
1枚で着ても清潔感のあるクリーンな印象になるので、まさに大人向きのカットソーといえます。
コットン100%の上質な生地


ナヴァルは、MADE IN FRANCEにこだわった太番手の糸を使っているので、最初はザラザラした武骨な生地感です。
目の詰まった堅牢な生地は、ほんとうに何年も着られるタフさをもちます。
洗濯を繰り返すうちに少しずつ肌馴染みが良くなるので、上質な素材であることを感じられるでしょう。



ちなみにウェッソンに比べると糸の番手が細く、やや薄手なので、初夏にもサラッと着られます。
ウェッソンは厚手の生地なので6月くらいまでがギリギリ着れる目安の時期ですが、ナヴァルは体感7月まで着ることができます。
気になるサイズ感は?
セントジェームスはとにかくサイズの選び方が難しいと思います。
それはサイズ表記が見慣れないフランス規格であることと、洗濯による生地の縮みが大きいからです。
まずサイズ展開ですが、XXSからXLという豊富なバリエーションなので、小柄な女性から大柄の男性まで好みのサイズで着ることができます。
フランス表示 | 日本の目安サイズ | 胸囲 | 着丈 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
T0 | LADIES XXS | 82 | 64 | 49.5 |
T1 | LADIES XS〜S | 86 | 65.5 | 51 |
T3 | LADIES S〜M | 96 | 65.5 | 52 |
T4 | LADIES M〜L MENS S | 99 | 67 | 52.5 |
T5 | MENS M | 102 | 69.5 | 54.5 |
T6 | MENS L | 107 | 69.5 | 56 |
T7 | MENS XL | 110 | 70.5 | 56 |
よりリラックス感を演出するコーデを組みたい方は、ワンサイズアップでの購入がおすすめです。



洗うことで着丈が3~5cmほど縮むこともあるため、それを計算してサイズを選択するのがベターです。
セントジェームス ナヴァルの魅力まとめ
- パネルボーダー仕様を採用し、日々のスタイリングに自然と馴染む
- 広めのボートネックで1枚で着ても清潔感のあるクリーンな印象に
- ウェッソンに比べると糸の番手が細く、やや薄手なので、初夏にもサラッと着られる










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