こんにちは、Gucci( men_in_fashion_blog)です。
大切な革靴を長く愛用したいと考えている方には、高品質なシューツリーを選択したいところですが、世の中には様々なシューツリーが販売されているため、どのブランドのものを選べば良いか分からなくなることも。
サルトレカミエ(Sarto Recamier)のシューツリーはクオリティとコストのバランスが優れていておすすめです。

シューツリーの最高峰ブランド『コルドヌリアングレーズ』に引けを取らないクオリティを持っています!
この記事では、そんなサルトレカミエのシューツリーの特徴やサイズ感を中心にレビューしていきます。
- サルトレカミエってどんなブランド?
- サルトレカミエのシューツリーの種類や特徴は?
- サルトレカミエのシューツリーのサイズ感は?
サルトレカミエとは?


サルトレカミエ(Sarto Recamier)は、シューケア用品大手のM.モゥブレィを運営する「R&D」が立ち上げた「歴史上最も美しい靴木型を作る仕立て屋」という意味を込めたシューツリーブランドです。
Sartoはイタリア語で「仕立て屋・仕立人」、Recamierは歴史上最も美しい女性と言われたレカミエという名に由来しています。
美しいシューツリーのフォルムと拘り抜いた素材、広いサイズレンジに特徴があり、シューツリーに拘りを持っている方々から高く評価されているお馴染みのブランドなのです。
サルトレカミエ シューツリーの種類
サルトレカミエのシューツリーは大きく分けて3タイプ。
- SR100シリーズ・バネ式(ツインチューブ)
- SR200シリーズ・バネ式(ツインチューブ)
- SR300シリーズ・ネジ式(スライド式)
SR100、SR200、SR300の各シリーズ毎にブナ、バーチの2素材から選択ができます。
- ブナ:乾燥させた場合は耐久性があり、腐りにくい。また、曲げに強いのも特徴。
- バーチ:薄い自然な色、鮮やかな木目とキメ細かい仕上がりが特長。経年変化による色の変化などが出にくく、リーズナブルな価格も魅力。
それでは、それぞれの特徴を順番に紹介していきます。
SR100シリーズ・バネ式(ツインチューブ)


スタンダードで汎用性の高い形状。特に、英国靴メーカー系のグッドイヤーウェルト製法のシューズ等にも適したモデル。幅は標準~やや広めで、甲部はなだらかなタイプ。
R&D CO.,LTD.
- 価格:7,000円(税別)/9,000円(税別)
- 材質:バーチ/ブナ
- タイプ:バネ式シューツリー(ツインチューブ)
- サイズ:38・39・40・41・42・43・44・45
SR200シリーズ・バネ式(ツインチューブ)


現代的な木型によりフィットする形状。イタリア靴メーカー系シューズのシェイプ等にも適したモデル。
R&D CO.,LTD.
幅はやや細め~標準、甲を高く・立体的に設計した形状で、チャッカーブーツ等にも最適。
- 価格:7,000円(税別)/9,000円(税別)
- 材質:バーチ/ブナ
- タイプ:バネ式シューツリー(ツインチューブ)
- サイズ:38・39・40・41・42・43・44・45(※SR100EXのみ、35・36・37の3サイズ追加)
SR300シリーズ・ネジ式(スライド式)


ネジ式でジャストサイズに固定可能。ご自分で調節できる万能型で、靴に余計なテンションをかけ ずにシェイプを整えるモデル。幅と高さをしっかりとっているので、日本製の靴等を含む全般にフィット感良く対応。
R&D CO.,LTD.
- 価格:7,500円(税別)/9,500円(税別)
- 材質:バーチ/ブナ
- タイプ:ネジ式シューツリー(スライド式)
- サイズ:38・39・40・41・42・43・44・45
サルトレカミエ シューツリーのレビュー


それでは実際に僕が所有するサルトレカミエのバネ式シューツリー「SR100BH」を実際に手に取ってレビューしていきます。
美しいシューツリー


革靴に中身が隠れてしまうのが勿体無いと感じるほど、美しいフォルムが魅力の製品です。


真鍮製の金属部品もたまりません。



真鍮は経年変化を楽しめる素材なので、革靴と共に一緒に年を取っていく様子を見るのも楽しいのです。
こちらの持ち手は、靴の取り出しや靴磨き中の持ち替え時に活躍してくれるので、実用性もばっちりです。
コルドヌリアングレーズのシューツリーと比べても見劣りなし


僕が所有するフランスのシューツリーメーカー「コルドヌリ・アングレーズ」の製品と並べてみても美しさという視点では、サルトレカミエは引けを取りません。



コルドヌリアングレーズは高くて買えないという方にとっては、購入の選択肢として検討してみても良いかもしれません。
裏側の写真がこちら。


コルドヌリ・アングレーズは通気性確保のため、前方の底がえぐられているのに対して、サルトレカミエのものは少しだけえぐられています。
コルドヌリ・アングレーズのシューツリーはニスで塗装されているので、湿気がこもりやすく、フォルムを工夫しているということもあるのでしょう。
Church’sのストレートチップに使用


Church’sのストレートチップ『コンサル』に装着していますが、全体のフィット感としては、非常に良好です。


バンプ部分には適度に伸び、ボールジョイント部へのテンションもしっかりとかかっています。


緩やかに弧を描いた土踏まずについてもテンションがしっかりと掛かっており、ブカツキは一切ありません。


ヒールカップへのフィット感も絶妙な美しさで眺めているだけでヨダレが出てしまいます。
サルトレカミエ シューツリーの購入先


伊勢丹や大丸といった百貨店や、通販で購入可能です。



僕は百貨店での靴購入時にセットでシューツリーも購入しました。
基本的にシューツリーは、ジャストサイズの靴に装着頂かないと本来の機能を発揮できないため、現物でのサイズ確認は必要です。
リピート購入等でサイズ確認が不要な場合、定価より若干安く販売しているAmazonや楽天での購入もおすすめです。
サルトレカミエ シューツリーのレビューまとめ
- サルトレカミエは、美しいフォルムと拘り抜いた素材、広いサイズレンジに特徴のあるシューツリーメーカー
- サルトレカミエのシューツリーは形状が異なる3種類から選択可能
- 定価より若干安く販売しているAmazonや楽天での購入もおすすめ










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